28歳。結婚から2年経って思うこと。

このブログが定期的に更新された試しなんてございませんが、1年ぶりに筆を執ります。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

気付けば年末で、もうすぐクリスマスですね。つい最近まで周りはトレンチコートを着ていたのに最近はダウンや冬用のコートを着ている人が目立ちますね。かく言う私も既にマフラーと手袋をして通勤しています。

振り返れば、今年の1年はあまりにもいろんなことがありました。

年始から4月は結婚式の準備に追われ、6月には子宮内膜症が発覚し、夏は少し休んで10月は内膜症の手術と実の家族との縁切りにも近い連絡断ち、11月は資格試験を受けて落ち、ようやく一息つこうと思ったら年末でした。

本当に、息つく間もなかったような、常に何かに駆り立てられていたような一年だったように思います。とにかく必死でした笑

結婚して2年経ち、夫のいいところも悪いところも今まで以上にわかってきた今、結婚して背負うものが増えるということはこんなにも責任が増えるんだと改めて感じています。

というのも、実は9月頃から夫が頻繁に体調を崩すようになりまして。詳細は控えますが、「夫が働けなくなったら私が家計を支えなければ」と思うことが増えました。今の私のお給料はあまり多くはありません。少しでも年収を上げようと、妊娠できるまでの間に資格の取得や直接雇用への昇格、可能であれば転職をすることも視野に入れ、まずはスキルアップを試みました。(ただ勉強時間が足りず落ちてしまったんですが…年度内に再受験予定です)

また、冒頭にも書いた通り、私自身も子宮内膜症という持病が見つかりました。妊活を考え始めた段階で産婦人科に行き検査をしたところ、両側の卵巣が腫れており、チョコレート嚢胞でした。命に関わる重大な病気ではなかったものの、放置しておくと不妊につながるというので悩んだ末、手術しました。来年からは本格的に不妊治療を始める予定です。夫婦ともに言えることですが、まだ若いと自分を過信し、小さな体調不良を見過ごしてきたことを反省いたしました…

キャリアアップ、不妊治療、家族付き合い、金銭管理…そんなことが今までよりさらに現実味を帯びてきて、「もっとちゃんとした大人にならなきゃなぁ」と思わされる日々です。一気にいろんなことができるようになるわけじゃないけど、今までサボってきたツケが回ってきて焦ってしまいます。やれることから始めようと言い聞かせつつも、焦燥感にジリジリと焼かれていくような気分です。

今までは周りの目や他人なんて興味がなかったから比べる必要もなかった。でも結婚して2年経ち、将来のことも考えるようになった今、自分のことだけを考えるわけにはいかなくなったのです。自分のことなら自分でどうにでもできるけど、今は夫や将来授かるかもしれない子どもと暮らしていくには何が最善なのか考えなければいけません。今までの自分が考えてこなかったから、周りがどうしているのかが気になります。賢い人は新卒の就活の時点である程度先を見越して行動していたのかもしれないけど。(とはいえ、私の友人たちは7割ほどが転職しているんですけどね)

これまでの自分の選択が間違っていたとは思いませんが、もう少し計画性があってもよかったなと思います。ただ、私は何事も経験しないと理解しないタイプなので、28歳・子なしの今気付けてよかったんだと思います。そう思うことにします。でないと前に進めないから。

大人になるって、今までできなかったことができるようになったり、見えなかったものが見えるようになるということだから。地道に、愚直にやっていくしかないですね。

あまり無理はしないように気をつけつつ、頑張ろうと思います。

ごらんいただきありがとうございました。ではまた次回お会いしましょう。