イベント屋が考える発達障害PRイベント①

みなさんこんばんは!先日「大学生の中間レポートやん」くらいの字数のブログを書いたほりこです。

さーて、をこさんという方が、とっても素敵なイベントを考えておられるので、今回はそれをご紹介しつつ、私も発達障害のPRイベントを企画立案してみようと思います!本業ですので頑張りたいと思います(笑)

まず、をこさんのイベントについてご紹介しようと思います。

ところで発達障害に関心がないひとに発達障害を発信するのってどうすればいいのかな?

やっぱ発達さんも健常さんも参加できるデザインワークショップ開くしかない?修行します👌😭👌😭https://twitter.com/sakashira9/status/1022479492751577088?s=21

ADHD×イベント屋な私、黙ってられませんでした(笑)こういう時、すぐ首突っ込んじゃう...

この後、私もリプでをこさんにお伝えしているのですが、いわゆる「コアターゲット」といわれる人をより明確にすることが最も重要なポイントだと思います。さらに踏み込んだ結果を求めるなら、最終目的を設定するのも重要となってきます。

今回は「発達障害に関心がない人に対して(=メインターゲット)もっと発達障害について知ってほしい」というのがミッションです。で、このミッションを振られた時、企画を考えるにあたって浮かぶ疑問が2つあります。

まずひとつが「発達障害について知ってもらいたいのはなぜ?知ってもらった後、どういう結果になってほしいの?」というものです。

私の場合は「何か困ったことがあったら助けてくれる存在がもっと増えてほしい(特に職場)。生きづらさをちょっとでも軽減したい。理解してもらえなくていいから知っててほしい」とか思うんですけどね(めんどくさい)。これが真の目的ですね。なので、ここから「メインターゲットは社会人」「発達障害に関心がない社会人(就労者)が発達障害について知り、発達障害を抱える人がどのようなことで困っているのかが伝わる内容」というのが定まってきます。

ふたつめの疑問は「社会人って言ったっていろいるけど、具体的にどういう人にアプローチしたいの?」というものです。

例えば、「仕事を時間内に終わらせるのが難しい」という悩みを抱えていた場合、担当する仕事量や進捗を管理する上司(中間管理職)に助けてほしいのか、上司よりも気兼ねなく頼りやすい同期や先輩後輩に助けてほしいのか、どちらでしょうか?もちろんどっちにも助けてほしいところですが、私は「まずは管理職に理解してほしい」と思っていますので、「中間管理職で発達障害に関心がない人」がコアターゲットとなります。

まとめると、①今回の目的は「発達障害に関心がない社会人(特に中間管理職)に対してアプローチし、障害や当事者の困り事について知ってもらい、当事者を支えてくれる存在を増やす」こと、②コアターゲットである「中間管理職」の世代が受け入れやすい実施内容であること。というのがこのイベントの大きな柱になります。もう少し欲張るならより多くの人に知ってもらうため、話題性のある内容にすること、などでしょうか。

では、この3つを叶えるにはどうすればいいか考えていきましょう。

まずは会場です。だいたいの場合、イベントの中身を考える前に会場を決めていきます。というのも、会場の立地、広さや設備などによってできること、できないことが大きく変わってくるからです。

例えば、主要駅構内のイベントスペースやショッピングモール内のイベントスペース(オープンスペース)であれば、不特定多数の人にアプローチできるため、サンプリングには最適な場所です。実際よく駅構内や周辺でティッシュとか配ってますよね。

一方で、人通りが多いため導線の確保に対して非常に厳しく、人が滞留し、導線を塞ぐおそれのあるステージイベント、場合によっては拡声器の使用はNGとなることが多いです。他にも大通りでサンプリングを行なう場合、道路使用許可が必要など、規制が多く、手続や審査が必要となります。

そして、最近よく見られるレンタルスペース(クローズド)を利用した屋内でのイベントの場合。発達界隈でよく見るイベントなんかもそうですが、個人が主催するイベントではレンタルスペースを借りて実施されることが多いかと思います。クローズドの最大の特徴は「興味がある人が集まる(興味がない人へのアプローチが難しい)」ということだと思います。

クローズドの場合、先ほどのオープンスペースのように導線を気にする必要はあまりないので規制や煩雑な手続きも少なく、レンタル料さえ支払えばあとは自由にできることが多いように思います。ただし、スペースの設備はピンキリで、スピーカーやプロジェクターのような基本的な設備がついていないところもあります。また、設備はあるけど利用するにはオプション料を払わなければいけないところも多いです。

少々話が横道にそれてしまいましたが、今回は「興味がない人」に向けて発信したいのでオープンスペースが適しているかと思います。もし会議室などのレンタルスペースでイベントを実施する場合は、イベントに誘引するための別の手段が必要となってきます。

 

またまた長くなってきましたので、今回はここで区切らせていただきます。次回、具体的な企画内容を更新していこうと思いますのでお楽しみに!

それでは失礼します☺️