「障害者」と「健常者」のちがい

おはようございます、ほりこです。

春どこ行った?くらいの勢いで最近暑いですね。まだ5月やん?何でこんな暑いの?5月でこれとか7月・8月なんてどうなんの?と思います。衣替えが全然ついていけません…

 

さて、今日の話題はタイトルの通り!

「障害者」と「健常者」のちがいについて、考えていきたいと思います。

というのも、実は昨日、私はこんなツイートをしております。

 

別にすべてがすべて自己責任とは思えんけど、大人である程度の判断能力があるなら、稼ぐ方法もいろいろあることはわかるやろうし、今どきネットで情報収集だって簡単にできるはずやのに。判断能力が鈍ってる人は全力で休めばいいと思いますけど、頭回るうちは言い訳ってできない気がするなぁ。https://twitter.com/wxwe8ecekrfn0fd/status/995889031329304576?s=21

 

そして、作家のはあちゅうさんも、同じようなことを仰っていました。

 

自分を全部、自分で選べる時代が来た。会う人も、触れる情報も、働き方も、何もかも自分の意志で選べる代わり、言い訳が言えない時代だと思う。自由は選択肢が多いという不自由といつもセットなので、意思決定が出来ない人にとっては不自由な時代が来た。https://twitter.com/ha_chu/status/995914850378235905?s=21

 

そう。今の世の中って、自分さえ動けば、誰かに何かをしてもらわなくても何でも得られる時代ですよね。スマホさえあれば、だいたいのことはできる時代です。

だから、なおさら、「障害者」と「健常者」のちがいや格差も曖昧になっている気がします。

 

私は、『「障害者」と「健常者」のちがいなんて一つしかないんじゃないか?』と思っています。

その唯一のちがいは「障害があるか、障害がないか」です。

「いやいや、何言ってんのほりこさん。それは当たり前でしょ。もっと他に障害者の方が苦労してることあるでしょ。」という声が聞こえてきそうですが、今から理由を説明しますね。

 

さっきも言った通り、今はスマホ1台でだいたいのことができる時代ですし、総務省の統計によれば、モバイル端末・PCの普及率はなんと94.7%にも及ぶそうです。http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc262110.html

健常者も障害者も、PCやモバイル端末があれば当たり前に世界と繋がれるんですよね。

もちろん、身体障害があって上半身が自由に動かせない人や盲目の人などは、操作が難しい、情報が得にくいなどの不便さはありますが、(お値段は高くつきますが)視線や脳波を使って操作ができたり、音声で読み上げてくれる機能がついていたりと、基本的には誰でも使えるようになっています。

 

だから、インターネットを上手く使ったもの勝ちなんですよね。外で働けなくてもインターネットを使えば自宅で働けます。アフィリエイトだけでなく今流行りのクラウドファンディングを使ってお金を生み出すこともできるし、貯金を投資に回してお金を増やすことだってできます。

今まではそれができなかったから障害者にとっては不便極まりない社会だったのでしょうが、今はそういった障壁がなくなったんです。

ちょっと頭を使えば誰だって働けるし、そこに「障害者」か「健常者」なんてことは関係なくなってきている気がします。

もちろん、障害の程度というのは絶対にあるし、大なり小なり周囲の手助けは必要です。(特に身体障害者は、物の運搬や設営に苦労を要すると思います。)

でも、逆に言えば、「周囲の手助けは最小限でも何とかなるし、稼ごうと思えば自力で稼げる」という時代だと思います。

そんな時代にいながら、ある程度身体の自由が利き、健康面に問題はない状態で「どうしても働けない」というのであれば、それは障害云々の問題ではなく「精神面」の問題だと思います。

甘えているか、甘えていないかはさておき、「働けない」理由はあくまで個人の精神的な課題であって「障害者」という部分は正直そこまで関係ないと思います。

健常者に「障害を言い訳にするな」と言う人が少なくないのは、きっとそういうことを潜在的にわかっているからだと思います。

逆に「障害抱えながら働いてたけど、ついていくので精一杯で精神面やられました」とかなら、健常者も「障害を言い訳にするな」とは言わないし、そういうこと言う人は健常者にも障害者にも叩かれます(笑)

 

何が言いたいかというと、「障害」のせいでできないことなんて実は限られていて、本当は大半のことはできるんです。

もしできない理由があるとしたら、それは「障害」が理由ではないし、その原因は「障害者だから起こるもの」ではなく、「健常者にも起こるもの」だと思います。

 

私は何かにつけて「障害があるから」を枕言葉にする人、けっこう苦手です。

障害で困ることはいっぱいあっても、すべてがすべて障害のせいなわけないし、「障害があるから」は「やらなくてもいい」免罪符ではないです。障害があろうが依存症で自分をコントロールできなかろうが「ダメなもんはダメ」です。

 

疲れたら休めばいいし、何も精神崩壊するまで働けとは思わないけど、休んだあとは働きましょう。

お金を稼ぐ方法も、一人暮らしをする方法も、いっぱい情報は出回ってます。それをやるかやらないかはあなたの責任だし、やって失敗しても、やらないで失敗してもあなたの責任です。自分でやれる範囲のことは自分でやりましょう。

何度でも言いますが、「障害」はあくまで「障害」でしかないし、「やらないための免罪符」ではないです。

頭捻ってやることやってれば、だいたいのことは何とかなります。

 

では、今日も頑張っていきましょう。