発達障害者は働けないのか問題。
どうも、ほりこです。
昨日upした記事がなんとThe BRATsさんの目に留まったようで、このようなコメントをいただきました。
【以下、引用文】
ほんまにその通りやと思います。
僕も憩いの場所にするつもりはないし、どうやったら上手く社会に溶け込めるかをテーマにコミュニティ作りをやっています。
障害あるあるグッツの企画は急ピッチで進めていますし、まるさんが求めるような空間に近づけて行きたいと思います。
よろしくお願いします!
https://twitter.com/bar_brats/status/991210317173555200?s=21
グッズの製品化に向けても準備されているそうですよ!これは朗報ですね☺️
このコメントをきっかけに
The BRATsさんの他のツイートも拝見していたら、こんなリプを見かけました。
【以下、引用文】
発達障害の課題はまず底辺の底上げじゃないすかね。就労したくてもできずにただただ引き篭もるしかない人がどれだけいるか。障害年金も認められず発達障害者手帳すら無いこの冷遇社会で。発達障害バーの人の言う既に就労までできてる人が何をするかまでまだ社会が追いついてない。
#発達障害
https://twitter.com/nagahiro_ryo57/status/991228849751969792?s=21
発達バーのBratsさんは就労してる発達障害者がメインターゲットだから、障害者でも自立していくべきってスタンスなんだな。だから二次障害でへとへとで周りに助けてもらいたい、迷惑かけても大目に見てほしい当事者とはそもそもベクトルが違うのよ。それは仕方ないね。
https://twitter.com/shian1062/status/991193308037693440?s=21
私は就労している発達障害者なのですが、
「就労したくてもできない発達障害者」は
きっとたくさんいるんだと思います。
そこで「発達障害者が就労できない理由」って何なの?と気になったので考察してみようと思います。
今回もあくまで私の考察ですし、就労できない発達障害者を否定するつもりは一切ありませんので、その点はご了承ください。
まず、発達障害者が就労できない理由として考えられるものを挙げてみます。
・障害の程度が重度であり、支援を受けても就労することが難しい状態
・健常者と一緒に頑張ってきたけれど、鬱や適応障害などの二次障害になり、休息が必要な状態
・健常者と一緒に頑張ってきた(いる)けれど、発達障害由来のミスや失敗がトラウマになり、二次障害を脱しつつあっても就労に踏み出せない状態
今思いつく限りではこんなところでしょうか?
1番目はもう仕方ないし、社会保障制度の問題になってくると思うので、今回は考えないことにします。
問題は2番目と3番目だと思うんですよね。
2番目の人が働けないのはわかります。
でも2番目の人だってきちんと休息を取れば二次障害から脱することは可能なはずです。
そして3番目のステップに移ると思うのですが…
ここで問題になってくるのが
「休息の取り方」だと思うんですよね。
私も転職活動期間中、約3ヶ月の無職期間があり、その間は実家で2ヶ月、彼氏宅で1ヶ月養ってもらいながらの生活でした。
無職の期間は当然、毎日休みです。
そう聞くとパラダイスのように思われるかもしれませんが、楽しかったのは最初の1ヶ月だけで、その後はつらかったんですよね。
というのも、周りはみんな働いていて、
その上で休みを満喫していたり遊んでいるんですよね。
その中で1人だけ働かず、
他人が稼いできたお金を使って生活している...
私にはこれがつらくて仕方なかったんです。
(まぁ貯金もないのに辞めた私も悪いんですけどね…)
就活も家事もやってはいたけど、
思うようにはできなかったし、
養ってもらう申し訳なさに苛まれる毎日でした。
なので、全然休養にはならなかったんです。
きっと二次障害に苦しむ人で休養中の人も
同じように苦しんでるんじゃないかと思いますし、長すぎる休息はかえって身を窶すんじゃないか?と思います。
健康のためには適度な運動が必要なのと同じで、精神的な健康のためには適度な労働ってやっぱり必要だと思うんです。
「休みたい」「休みが幸せだ」と感じるうちは休めばいいと思いますが、休むのがつらくなってきたら、アルバイトでも何でも、労働に踏み出せばいいと思うんですよね。
私の主治医はよく
「発達障害だからって何もかもできないわけじゃないんだよ。向き不向きはそりゃあるけど、ひと工夫すればできることはいっぱいあるんだよ。」
と言うのですが、本当にその通りだと思います。
2番目→3番目の人が働けるかどうかって、
その1歩を踏み出すか、踏み出さないかの違いな気がするんですよね。
(もちろん2番目の人は休みましょう。無理していいことはないので。)
1番目の人は社会保障制度を使いましょう。
2番目の人は心ゆくまで休みましょう。
ただし、休むのがつらくなってきたら3番目の段階だと思うので、働くための1歩を踏み出しましょう。
最後にひとつだけ。
自己都合退職の場合は退職後の3ヶ月失業給付なしなので、少なくとも給料3ヶ月分の貯金貯めてから退職することをおすすめします。
(一番困ってる時期にはお金くれないくせに再就職後に手当くれるの、あれほんと不親切だと思う...)
では、今日はこのへんで!